業務の隙間を埋める技術メモ。

「それ、作れるか?」より 「それ、作って大丈夫か?」を考えたい。 業務で“ちゃんと使える”かどうかを、 実際に手を動かして確かめたログを残しています。

NetSuiteで「見積を作って受注に変換」してみた【手順つき】

NetSuiteを触り始めて最初につまずきやすいのが
「見積を作ったあと、どうやって受注にするのか分からない」問題です。

今回は実際に
・見積を1件作成
・受注に変換
までを一通りやってみました。

「画面のどこを押すのか」「何を入れないと進まないのか」を中心にまとめます。

 


今回やること(ゴール)

  • 見積(Estimate)を新規作成する

  • 作成した見積を 受注(Sales Order)に変換する

  • 変換後、どの情報が引き継がれるかを確認する


事前条件

  • ロール:営業 or 管理者(見積・受注を作成できる権限)

  • 顧客マスタが1件以上登録済み

  • 商品マスタが1件以上登録済み

※ 顧客や商品がないと、途中で詰みます。


手順① 見積の新規作成画面を開く

メニューから以下を開きます。

トランザクション > 販売 > 見積 > 新規

(ロールによってメニュー名が多少違う場合あり)


手順② 見積の基本情報を入力する

① 顧客

  • 「顧客」欄で既存の顧客を選択

  • 選択すると、通貨・支払条件などが自動で入ることが多い

② 日付

  • 見積日・有効期限を必要に応じて修正

※ この時点ではまだ保存できません。


手順③ 商品明細を入力する(ここが重要)

明細タブで以下を入力します。

  • アイテム

  • 数量

  • 単価(自動 or 手入力)

💡 ポイント

  • アイテムを入れないと保存できない

  • 在庫アイテム・非在庫アイテムどちらでもOK


手順④ 見積を保存する

画面上部または下部の 「保存」 をクリック。

👉 ステータスが
「見積」または「提出済み」
になっていればOKです。


手順⑤ 見積を受注に変換する

保存後、画面上部に表示される

「受注に変換」
(Create Sales Order / Sales Order)

ボタンをクリックします。


手順⑥ 受注画面で内容を確認する

受注画面が開いたら、以下を確認します。

  • 顧客情報 → 見積から引き継がれている

  • アイテム明細 → 数量・金額が同じ

  • 参照元 → 元の見積がリンクされている

👉 問題なければ 「保存」


受注に変換してみた結果

  • 見積の内容は ほぼそのまま受注にコピーされる

  • 見積と受注は 別レコード として管理される

  • 見積側から「この見積は受注済み」と分かる


つまずきポイントと対処

① 「受注に変換」ボタンが出ない

原因例

  • 権限不足

  • すでに受注に変換済み

👉 ロール権限を確認する


② 保存できない

原因例

  • アイテムが入っていない

  • 必須項目が未入力

👉 エラーメッセージを素直に読む(だいたい書いてある)


③ 受注に変換したのに在庫が減らない

理由

  • 受注は「予約」であり、在庫はまだ動かない

👉 在庫は「出荷」や「出庫」で動く(別記事で解説予定)


やってみて分かったこと

  • NetSuiteは 「入力 → 変換 → 次の取引」 という流れが明確

  • 見積を飛ばして直接受注を作ることもできるが、
    見積→受注の方が履歴管理しやすい

  • ステータス管理に慣れると全体が見えやすくなる


まとめ

今回は
「見積を作って受注に変換する」
というNetSuiteの基本操作をやってみました。

最初はボタンの場所が分かりにくいですが、
一度やれば「こういう流れか」と腑に落ちます。